feature浪江町にきたらまずはココ!震災と再生を知る定番コース!
コースの概要
所要時間:4時間
福島県浪江町は、2011年3月11日に発生した地震・津波・原発事故で大きな被害と全町避難を経験しました。その爪痕はいまだ残る一方で、町の暮らしや営みは徐々に再生し、町の中はたくさんの笑顔で溢れています。
そんな浪江町の学びと再生を体験できる定番コースを、デマンドタクシー『なみえスマートモビリティ』を使いながら周遊するモデルコースです。
START
浪江駅
JR常磐線の停車駅。南は東京都品川駅、北は宮城県仙台駅を発着点とし、上下線ともに特急ひたちが1日に3本ずつ停車します。東京方面からだと早くて約3時間半程度で訪れることが可能です。浪江駅前は建築家隈研吾氏のデザインによる再開発が予定されており、令和8年度に大きく生まれ変わる予定です。
徒歩、1分
浜通り地域デザインセンターなみえ
浜通り地域デザインセンターなみえは、地域交流と研究の拠点で、東京大学工学系研究科、日産自動車、NEXCO東日本が共同運営しています。浪江駅から徒歩1分の便利な立地にあり、地域イベントの情報スペースや、浪江産の木材を使用した家具が温かみを感じさせる読書コワーキングスペースを備えています。地域文化や伝統を守り未来へ伝えるための活動が行われており、イベントやワークショップも随時開催。
浪江町の周遊に便利ななみえスマートモビリティの登録や乗り方もこちらでレクチャーしてもらえます。
営業時間:10時00分〜17時30分(日曜日を除く)
なみえスマートモビリティ、10分
道の駅なみえ
2020年8月オープンの道の駅なみえ。ショッピングやフードコート、パン屋などを併設しています。浪江町の特産品の購入はもちろんのこと、地域の情報がたくさん詰まった複合施設となっており、しらすかけ放題のしらす丼やご当地グルメの浪江焼きそばなどの食事メニューも豊富です。
隣接する『なみえの技・なりわい館』には、地域の伝統工芸品『大堀相馬焼』や江戸時代から続く浪江町の酒蔵『鈴木酒造店』の日本酒が購入できます。同施設にあるカフェ『SakeKuraゆい』でドリンクやソフトクリーム片手に、周辺散策をするのもオススメです!
徒歩、1分
ラッキー公園inなみえまち・請戸川リバーライン
SakeKuraゆいなどでソフトクリームやドリンクを片手に、すぐ近くにあるラッキー公園を散策。公園に隣接する川沿いを散歩するのもオススメ。
町の中心部を流れる請戸川沿いに約1.5km続く請戸川リバーライン。春には約120本のソメイヨシノが咲き誇り、訪れる人々を魅了します。
なみえスマートモビリティ、20分
震災遺構 浪江町立請戸小学校
2011年3月11日午後2時46分に地震が発生したとき、ここの生徒たちは授業の真っ最中でした。津波警報が発令され、避難指示が出された後、生徒たちは学校から2キロ強離れた大平山に避難しました。
この建物はほとんど手つかずのまま残っており、2011年の様子と防災の必要性を伝えようと、2021年に一般公開されました。その津波の大きさと教訓をこの場所で体感してください。
GOAL